三陸牡蠣復興

株式会社和がきの社長を退任しました

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震災後、フランスお返しプロジェクトをキッカケにしたフランス式牡蠣養殖。

新しいことを模索し始めた2011年夏にトライアル採苗を行い、それが上手く行ったことからその秋、三陸牡蠣生産者2名とともにフランスへ渡り、フランスの牡蠣養殖場を視察。

その後、真の復興とは、単に震災前に戻るのではなく、震災前よりも遙かに素晴らしくなることだ、と言い続け、そのために三陸牡蠣業界を震災前よりも遙かに良い状況にしたい思いで、フランス式牡蠣養殖を通して世界に通用する牡蠣を三陸から作ろう!と宮城県内の異なる6つの浜の牡蠣生産者と2011年12月21日に設立した株式会社和がき。

天然採苗のシングルシード牡蠣養殖も道筋が見えた後、昨年4月30日に東松島に竣工した和がき工場。

生産と販売はクルマの両輪のため、私自身は販路開拓。

そして皆さんのお陰で、少しずつ和がきが軌道に乗り始めました。

設立当初より、私が描いていた牡蠣生産者のための会社であるためにトップも漁師がなるべきの思いの通り、今回、東松島の牡蠣生産者であり、2011年秋にともにフランスへ渡った阿部年巳さんに代表を引き続いてもらうことになり、私は株式会社和がきの代表取締役を退任することになりました。

これまで多くの方々よりご支援をいただき、多くの方々に和がきの取り組みを広めていただき、多くの方々にフランス式牡蠣養殖場を視察して下さり、本当にありがとうございました。

これからの三陸牡蠣業界の歴史において、和がきの歩みは始まったばかりです。

どうぞ、これからも株式会社和がきをよろしくお願いいたします。

<三陸牡蠣復興支援プロジェクトから株式会社和がき誕生までの10分動画>