齋藤浩昭(Hiroaki Saito) サイトウヒロアキ プロフィール

電気工事、ソフトウェア開発会社から独立し、セブンイレブン店経営、自動販売機オペレータ事業、ラーメン店経営、低温殺菌牛乳宅配事業、クリーニング取次店経営を経て、2000年にITベンチャー(アイリンク)を創業。

2004年グリーンシートに株式公開したものの2008年に銘柄解除。テクノロジー企業成長率を競うデロイト トウシュ トーマツ日本テクノロジー Fast50では国内第3位を記録した。

2007年よりIT事業から牡蠣事業に変更し、日本全国の殻付き牡蠣のネット販売、卸販売事業を展開した。

2011年東日本大震災発生から2週間後の3月26日に三陸牡蠣復興支援プロジェクトを開始し、クラウドファンディングで3億円以上を集め、三陸牡蠣生産者383名に復旧のための養殖資材を提供した。

“復興とは単に震災前に戻るのではなく震災前よりも遥かによくなること”という信念から震災前になかった産業を育成すべく、石巻と仙台のそれぞれで初めてのカキ小屋を立ち上げ、他の地域には三陸かき小屋FCを展開し三陸牡蠣の販路を開拓した。

さらに三陸牡蠣を扱う飲食店には無償で「三陸カキのぼり」を提供する三陸牡蠣のぼりプロジェクト、三陸の複数の浜の漁業者が集い牡蠣剥きイベントを含む三陸オイスターフェスティバルも立ち上げ、また北米で食されるフライドオイスターの牡蠣キッチンカー、豊富な牡蠣レシピがウリのオイスターバー事業にも挑戦した。

またフランスとオーストラリアの牡蠣養殖方法を日本国内の牡蠣業界に本格導入するキッカケを作り、シングルシード牡蠣養殖を日本中に拡大し、国内の牡蠣業界の向上に寄与した。

2016年末の風評被害の影響を受け、2018年から2019年にかけ牡蠣関連の事業を順次譲渡し、アイリンクは事業を終了した。

2019年MBA(Master of Business Administration 経営学修士)を取得し、Uberタクシー、軽貨物運送業務、ハンズオン型経営コンサルティングを経て、2021年3月IoTデバイスを開発するGIAIE合同会社(ジアイ)を創業。

2023年3月より福島県会津若松市に転居し、友人の会社において再エネ事業の展開を進めている。