熱き情熱

まず足元からだ

僕は時々山に行きます。

この写真はつい先日、日曜日に登った東吾妻山山頂から見た磐梯山と猪苗代湖です。無線の実験をしているアンテナが写っています。

当然ながら、登山では、いきなり頂上に着くことはできません。

まだか、まだか、と思いながら、息を切らして登っていくわけですが、どんな山でも、目の前の「一歩」が大切なのは言うまでもありません。

その一歩一歩の連続の結果が、頂上到達なのです。

ところで今、僕は福島の友人の会社にお世話になっています。

僕がコンビニエンスストア経営から、新たなIT事業に進出するときに、キッカケとなったのは気候変動問題、環境問題だったわけですが、その当時にデンマークへ行って憧れた風力発電、バイオマス発電と同じように、太陽光発電を中心とした再生エネルギーを取り扱うのが今お世話になっている会社なのです。

そして今日、ある新しく仲間になった人にこう言いました。

僕はいずれ三陸で新たな産業をつくりたいと思っています。しかし、今、ここでこの会社を上場かそれに近い継続的収益を生み出す企業づくりに貢献できなければ、三陸での事業もうまくいかないと思っています。

ここでの事業を中途半端にして、三陸に行ったところで、大したことはできないと考えるからであり、逆にいえば、ここでの事業で結果をつくれば、三陸での事業でも協力してくれる人が出てくるだろうと思うからです。

もう決して若くないし、一人で大きな事業はつくれない。一緒にやる仲間を増やすためにも、今、ここで頑張る必要があると思っています。

そう言った僕は、改めて気付きました。

大きなことを目指すときに、もっとも大切なことは、目の前の足元だと。