先日の日曜日に開催した三陸オイスターフェスティバルは、ソーシャルプロジェクトを進める上での示唆があったと思います。
(三陸オイスターフェスティバルのサイトより)
サイトオープンは、8月23日。
クラウドファンディング開始は、9月19日。
このとき、日本で有名なクラウドファンディングのプラットフォームにも掲載していただこうと思って手続きしていましたが、結局、時間がなかったのではなく、自前でクラウドファンディングと称して資金を集めていたら、競合他社のプラットフォームを利用していることと同じと解釈され、協力できないと言われたからでした。
仕方なく、自前のサイトだけで、募集で進めました。
しかし皆さんへ思いが伝播し、多くのご支援をいただきました。ありがとうございます。
自前クラウドファンディングによる目標達成が、10月11日。
第1回三陸オイスターフェスティバルの開催 10月13日。
結局、イベント開催までの2ヶ月前にサイトをオープンし、1ヶ月前に自前のクラウドファンディングで募集するというタイトスケジュールだったのです。
それにもかかわらず、イベント開催の素人でわずか数人のチームが、2000名以上の来場者を集め、それなりの成功を収められたと思えるのは、もちろん、ご協力してくださった多くの方々や、復興かきオーナー様の繋がりや、三陸牡蠣生産者との繋がりがあったとはいえ、こうしたプロジェクトを進める上での重要なポイントがあったのではないかと思い、参考までに記してみたいと思います。
【ソーシャル・プロジェクトを進める上での重要なポイント】
(1)目標を明確にする
(2)本音で伝える
(3)ストーリーで伝える
(4)透明感をもつ
(5)共感ポイントを押さえる
とても当たり前のことですが、これらを粘り強く行っていくことに尽きると思っています。
また、これらを行う前提として、
「想いを仕込む」
ことが、もちろん重要であると思っています。
これなくして、例え、他の条件がきちんとしていても、成功は難しいような気がします。
今回のようなイベントの開催でも、以前に始めた三陸牡蠣復興支援プロジェクトでも、フランス式養殖を行う株式会社和がきの加工場建設プロジェクトでも、同様だと思っています。
特に、ソーシャルビジネス、ソーシャルプロジェクトを進める方々には、ぜひ参考にしていただき、クラウドファンディングを通して多くの支援者を巻き込み、多くの方々に満足していただけるようなものを目指していただければと思っています。
いずれ、クラウドファンディングを利用したプロジェクト、ビジネスを進める方々へ有益となる情報をまとめて提供したいと思っています。
それがまた、一つの社会貢献のあり方だと思うからです。