あの日から6年が過ぎた
これからもあのときの不安を忘れない
友人が亡くなり、大切な人たちがみんな悲しんだ
これからもあのときの哀しみを忘れない
全国の方々から応援が届き、三陸牡蠣の養殖復旧を後押ししてくれた
これからもあのときの有り難みを忘れない
僕は、あのときの熱き思いを忘れていないだろうか
あのとき僕は、牡蠣を通して真の復興に貢献しよう
真の復興とは、単に震災前に戻るのではなく、震災前よりも遥かに良くすることだ
そう誓っていた
思いと現実のギャップが課題としたら、自身の課題はあまりにも大きい
僕は思う
他の誰でもない
政治でも行政でも従業員でもない
自分自身が、今こそ、スピードを上げなければ
その機会は、永遠に失われる
僕は、牡蠣を通して、三陸の真の復興に貢献する
牡蠣を通して、世界、国内の地域へ貢献する
そのスピードを上げていく
あれから6年経った今、僕はそう決意する