企業が創業されてから10年もつのは、100社のうち6〜7社程度とは、よく言われていましたが、今朝の日経を読む限り、そういうことでもなさそうです。
確かに、この情報の出所となる中小企業白書 2011を確認すると
起業後、企業情報がファイルに収録されるまでに一定の時間を要し、創設後ファイルに収録されるまでに退出した企業が存在するため、実際の生存率よりも高めに算出されている可能性がある。
とあるので、多少の誤差はあるものの、10年で90%以上、倒産または解散してしまう、ということはないですね。
僕自身も経営者となって20年以上経ちますが、その間、多くの起業家、経営者に会ってきた中で、そうそう簡単に倒産させてしまう人は決して多くない印象なので、実態も、この中小企業白書の数値に近いという感覚です。
それでも、10年経営が続くのは、70%程度だし、ましてや大きな企業にしていくことは並大抵のことではないと思っています。
だからこそ、幾つになっても、挑戦するやり甲斐があるのだろうと思っています。