Jan 11, 2013

三陸復興における2013年という年の意味

先ほど、事務所でテレビ局の取材を受け、「齋藤さんは今年が本当に大切な年と言われますが、その意味を教えて下さい。」と聞かれました。

緊張のためカメラの前では答えられなかったところを含めて、箇条書きで書いてみようと思います。
 
 
1)もとに戻るための復旧復興ではなく、震災前よりも遙かに良くなるという真の復興を目指すべき年。そのような思いで立ち上がらなければ、震災前にも戻れないまま、三陸の復旧復興が終わってしまう。まだ国が、この被災地に多少なりとも目が向いている間ーーつまり今年くらいがタイムリミットーーに、復旧ではなく真の復興に舵取りを変えることが大事になる年。
 
 
2)阪神淡路大震災の教訓より、震災の3年後から、さまざまな社会問題が発生する可能性が大いにあるので、その前年となる今年、あらゆる産業で震災前よりも新しいことにチャレンジし、真の復興マインドを高め、雇用を増やす受け皿づくりを始めなくてはならない重要な年。一時の復興特需は過ぎ去り、限られた業種での景気は、復旧するにつれて全体的に低下し、いずれ反動となってやってくる不況を乗り越える準備をする年。
 
 
3)1611年に慶長大津波で多くの方が被災しましたが、当時、伊達政宗は震災前よりも良くしようと考え、稲作事業を進め、1613年には海外交易を図り、サンファンバウティスタ号を出帆させました。ちょうど400年前、海外交易を図って海外に出たという先人の経験を、今の私たちが励みにできる貴重な年。それは去年でもなく、来年でもない。ちょうど400年前の1613年に震災から2年を経て、海外を目指した当時の先人の思いを活かせる年。
 
 
以上です。
 
 
このように、単に震災前に戻るのではなく震災前よりも遙かに素晴らしい三陸になるためには、震災から2年経つ今年こそ、本当に大切な年であると、私は感じています。
 
 
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