三陸牡蠣復興

唐桑の畠山政則さん

唐桑

今日、気仙沼唐桑へ取材同行のために行きました。

久しぶりに畠山政則さんと再会。取材のために船に乗せていただき、久しぶりに唐桑の海に出ました。

日が沈む間際だったので、急に寒くなり、風邪気味のカラダには応えましたが、漁師さんは毎日、この寒さの中で作業されていることを思えば、甘い、甘い、と思いました。

その後、政則さんのご自宅で、いつものように歓談。政則さんの唐桑を思う気持ち、宮城の牡蠣産業を思う気持ちに触れ、元気をいただきました。

 

思えば、震災後、復興かきプロジェクトの初めての支援は唐桑でしたが、その支援の前に漁協で度々お会いした政則さんとの話しは今でも鮮明に憶えています。

当時、三陸をまわり、さまざまな浜に支援してきましたが、やはり、復興が早いところは、政則さんのような強力なリーダーがいるところだと思います。

唐桑のある近くの牡蠣産地では、1年遅れで牡蠣養殖を開始しているため、今シーズンの水揚げがありません。一方、唐桑は先のシーズンの5月、6月に続いて、今シーズン11月からも復興かきの出荷をしています。また築地にも出荷され、それらが漁業者の収入に繫がっています。

 

誰が良いとか悪いとかいう話しではありませんが、特に震災のような危機的状況に置かれたときは、地域のことを真剣に思う平常時の実力が試されるのではないかと感じています。

 

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