2013年8月28日、29日の両日、カンボジアの首都プノンペンに行ってきました。
ベトナムの商都ホーチミンから朝早く移動したとはいえ、片道でバス6時間のため、実質わずか1日しか滞在しないプノンペンのことをあれこれ講釈するのは間違っていると思いますが、それでも何か参考になるかも知れないので、少しだけ感想を書いてみます。
まず一番驚いたことは、自動車の数です。
今月はベトナムホーチミンに滞在していますが、日々、バイクで溢れているホーチミンの道路を見ていると、バイクよりも車のほうが多いプノンペンのほうが、日本の道路に近い感じを受けました。ホーチミンでは1台もまだ見てないTOYOTAのプリウスも、プノンペンでは結構プリウスは走っています。
聞いてみると、どうも関税があまりかからないため、それほど車は高くないということです。もちろん平均月収が月に1万円くらいなことを知れば、誰でも買えるわけではありませんが、発展途上国にも先進国と取引してそれなりの給与額を得ている人たちが、カンボジアにもベトナムにも沢山いるのです。
一方、ベトナムは関税が高いため、大雑把に言えば300万円くらいの日本車が500万くらいになっている感じです。ホーチミンではバイクの数ほど車があったら、経済機能は働かないのではと思うくらいバイクが走っています。バスなどの公共の乗り物で移動する人数の比ではありません。
いずれにしても、一部とはいえ、カンボジアの首都プノンペンでは、平均月収の高い人々が増え、その結果、比較的安易に車も購入できていることは間違いありません。
バイクを利用したトゥクトゥクというタクシーのような乗り物の運転手と話しても、自宅に複数台車があると言われました。そういう乗り物の運転をしてるので貧困層かと思ったら全然違いました。もっとも彼らは外国人観光客を相手にしているので、1日3ドルどころか、10倍の30ドル以上は稼ぎそうですね。
さて、本業のオイスター(牡蠣)ですが、マーケット(沢山の地元の店が集まっているところ)を複数まわっても、牡蠣を見ることはできませんでした。
ただマーケットではなく、小さな卸会社が街中にあり、そこで見ることができましたが、価格を聞くと、外国人と見るや、1kg100円くらいと言われました。恐らく、現地の商売として取引すれば、ベトナムと同様に1kg30円前後くらいと思われます。
一方、飲食店ですが、外国人が集まるところほど、牡蠣があるだろうという先入観念をもって、サップ川の周辺をまわりましたが、探し当てることはできませんでした。
しかし知り合っていたカンボジア人に案内された「Tonle Bassac」では、牡蠣を楽しむことができました。上の写真の通りです。
恐らく、他の飲食店でも、一部取り扱いはあるのでしょうが、まだこれからという感じですね。ちなみに、カンボジアの牡蠣は、下の写真のようにベトナムの牡蠣に似ています。