熱き情熱

神様から応援されるプロジェクトかどうか問う

仙台
(自宅から見た仙台の街)

僕は経営者となってから、20年以上経ち、何度も転んでは立ち上がり、また転ぶことを繰り返してきていますが、ここ最近、感じてきたことがあります。

それは何かというと、人に応援されること、さらに誤解を恐れず言えば、神様に応援される事業なら、きっとうまくいく、ということです。

とすれば、自分が今、神様に応援されるような事業を進めているのか、応援されるようなプロジェクトの内容になっているのか、常に自己検証し、もしプロジェクトの内容が、応援されそうもないなら、それを軌道修正していくことで、成功の確率が格段に上がるということになります。

若いときは、あまりそういうことは考えなかったように思います。

ビジネスチャンスはどこになるのだろうと、何か、その金脈のようなものを早く見つけたほうが勝ちのような気持ちを持っていました。

今は、何のビジネスチャンスも追ってはいません。

それよりも、自分の、あるいは自社の強みを活かして、もっと地域のこと、取引先のことを考え、どうしたら良いだろうと思っていると、その事業のヒントを周りの方が伝えてくれる、つまり神様が自分にこうだよ、と伝えてくれているように感じるのです。

伝えてくれる方は、何気なく言っていることでも、僕にすればそれが大きなヒントになることが多いのです。

実は今日もそういうことがありました。

決して大きな話しではありませんが、僕が昨日、ある方とお話ししていたら、ちょっと閃いたこと(イメージが見えたこと)があって、もしそのままなら、実行しようとまでは至らなかったかも知れませんが、また今日、別な方にお会いしたときに、その閃きを実行できそうだな、って見込みがついたのです。ほんとに一瞬のことでした。

もし昨日、閃きがなかったら、今日お会いした人と話しても、何の進展もなかったと思います。

つまり、常に、心のどこかに、もっとこうしたら地域に喜んでもらえる、取引先に喜んでもらえるのではないかと考え、そうした事業を進めていきたいと思っていると、それを応援してくださるヒントが、目の前に差し出されてくるワケです。

もう既に勘の良い方は、僕のような経営年数でなくても、理解されるかと思います。

当社は、今もって”板子一枚下は地獄”のとおりの零細企業ではありますが、今後、「神様から応援されるプロジェクトかどうか」を常に自身に問うて取り組んでいけば、今の仲間とともに、会社のガッチリした土台をつくれて、もっともっと世の中に貢献できる事業を進めていけるのではないかと思っています。