三陸牡蠣復興

今回のホーチミンKAKIGOYAオープンが本当の海外展開の第一歩

KAKIGOYA

今年の2月、ある日本企業との提携のもと、ホーチミンの日本物産館にある屋台村に、SANRIKU KAKIGOYAをオープンしましたが、今回は、全くの独力で、地元ベトナム人と協力して、ファッションモールNOWZONEのフードコートに、今月23日、KIOSKスタイルのKAKIGOYAをオープンしました。

わずか1坪のスペースであり、間口が狭いのですが、初日からまぁまぁの販売です。

今度は、三陸産の牡蠣だけではなく、地元ベトナム人から牡蠣も仕入れ、生食、焼き牡蠣、ガーリック焼き、オリーブ焼き、チーズ焼きなど、牡蠣レシピをもっていることが特徴です。

お客様は、KIOSKスタイルのカウンターで、ちょうどスイーツを注文するように、牡蠣を注文し、フードコートで食べられるというカタチと、ベトナムの牡蠣と日本の牡蠣を食べ比べできるという、今までベトナムでは存在しなかった販売方法です。

このような展開にしようと考えて1ヶ月、この場所で出店を決めて1週間、それなりにスピーディーな展開をしたと思っています。

しかし、私は、三陸の牡蠣業界が、震災前よりも遙かに素晴らしくなるためには、質の高い殻付き牡蠣の養殖方法と、新たな殻付き牡蠣の販路開拓が必須であると言い続けているものの、海外への販路開拓が追いついていませんでした。

そういう意味で、今回のKIOSKスタイルKAKIGOYAが、実質上、海外への販路開拓のスタート地点です。

三陸(SANRIKU)の名前を世界に拡げ、世界中から、三陸へ観光客が訪れることを夢見て、このオープンを機会に、改めて、思いをさらに強く持ち、走っていきたいと思います。