三陸牡蠣復興

これから一人、ベトナムへ

今日は久しぶりに会った和がきのみんなが作業しているのを横目に一路空港へ向かいました。

日本国内でも新しい事業を立ち上げ、事業として成り立たせることは容易ではありません。ましてや異国の地。言葉も法律も慣習も日本とは異なる国です。

といって、このままでは、ただあるだけ。三陸牡蠣を多く売れる販路にもならず、ただベトナムにKAKIGOYAを出しただけになってしまいます。

事業として確立させ、多店舗展開を目指すのであれば、1、2週間では出来ないため、今回のベトナム滞在は40日を予定しています。

その間に、事業として確立できるのか、多店舗展開の基礎を作れるのか、三陸牡蠣の世界への販路の一つに出来るのか、あるいは、夢破れて、ベトナムでの事業展開を諦めてKAKIGOYAを閉めるのか、どうなるか解りません。

また今回はマレーシアとタイへの訪問も計画しています。

そんな中で、日本国内での取り組み(和がき養殖作業、牡蠣加工場建設、三陸オイスターフェスティバル、他諸々)もまだまだ課題が大きいところ、そんなにベトナムへ行ってる時間があるのか、と疑問も生まれるかと思います。

しかし全ては、同時進行。

どれ一つに集中もできず、どれも全て新しい取り組みの重要なプロジェクト。

ベトナム以外は、素晴らしい仲間が進められますが、ベトナムなどの海外は僕の代わりはいないという判断です。

彼らとはネットを利用してコミュニケーションをはかりながら進めていきたいと思っています。

僕は、現状のままでは、既存事業に埋れてしまい、三陸の真の復興に、何の役にも立てずに人生を終えることを、何よりも恐れています。

プロジェクトの最終責任者が、覚悟して、リスクを引き受けることが、時代を変えられるものだと信じています。

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