熱き情熱

アイリンクの「三方よし」

アイリンク

 

当社アイリンクは牡蠣のネット通販(海鮮直送 旨い!牡蠣屋)を行っており、東日本大震災後、三陸牡蠣復興支援プロジェクト(復興かきプロジェクト)を開始し、その後、かき小屋(石巻渡波、仙台港)の運営と続いていますが、当社の理念は次の言葉に集約されます。

 

「三方よし」

 

これは、近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」を参考にしたものですが、私は、常々次のようにお話ししています。

 

「お客様」に喜んでいただき、そしてまた「取引先(生産者・加工者・地域)」にも喜んでいただき、その結果、「当社」も事業として成り立つことが、アイリンクの「三方よし」。

 

当社運営の牡蠣通販サイト「旨い牡蠣屋」で言えば、

「美味しい牡蠣を見つけてくれてありがとう、売ってくれてありがとう」とお客様に喜んでいただき、同時に、「牡蠣を売っていただいてありがとう、お客様対応をしてくれてありがとう」と生産者にも喜んでいただき、その結果、当社としても事業を拡げられるという「三方よし」が実現できます。

 

復興かきプロジェクトで言えば、

「東日本大震災で被災した三陸の牡蠣生産者を応援したい」と願うオーナー様に喜んでいただき、結果、届いた復興かきで喜びを共有でき、また、被災した三陸牡蠣生産者に、無償で養殖再開のための資材、種牡蠣等を提供することによって、復興へのキッカケづくりができ、結果、生産できた復興かきを出荷することによって確実な売上をつくることができ、そして、当社としても、ボランティアではなく事業として進めることで継続的な活動ができるという、復興かきオーナー制度をモデルとした「三方よし」が実現できます。

 

かき小屋で言えば、

「地元でも殻付き牡蠣が手に入れにくい中、ここに来ると美味しい殻付き牡蠣を炭火焼で楽しめる」とお客様に喜んでいただき、同時に「牡蠣処理場が津波で流され、剥くことができず販売先もない中、剥かなくても殻付きのまま牡蠣を販売できる」、または「海域検査の結果、加熱調理用となり、剥き身の価格が下落しているところ、かき小屋に出すことで牡蠣の単価を上げられる」と、生産者にも喜んでいただき、その結果、当社としても、牡蠣事業を拡大できるという「三方よし」が実現できます。

 

私は、これから進める事業も含め、すべて、「三方よし」を基本理念とし、関わる人々がみんなハッピーになることを目指していきたいと考えています。

 

当社のロゴは、まさにそれら「三方よし」を示しています。

 

3つの「 i 」は「人」をかたどり、お客様、取引先(生産者様)、私たちアイリンク、を表し、輪になり繋がり( Link  )あっています。

そして、当社の商品は「牡蠣」ですが、その牡蠣は、海だけではなく、太陽と森からの恵みもかかせません。明るいオレンジは「太陽」を、明るい緑は「森」を、澄んだ青は「海」を表現しています。

 

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